太陽光発電の重要性
再生可能エネルギーの導入量の目的を達成しようと日本でも多くの企業・自治体が太陽光発電の活用に動き始めています。日本は山地・丘陵、川などの自然環境に恵まれている一方、それらが国土の約4分の3を占めているため、大規模な造成工事を行わずに太陽光発電所を作れる土地はあまり残されていません。再生可能エネルギー導入目標を達成するためには、毎年6GW程度の新規導入が必要だと言われています。
CARTS(カーツ)を使った
カーポートや屋根上での
太陽光発電
住宅や施設、工場の屋根や遊休地を利用した太陽光システムの設置が増えています。
そこで、登場したのが「CARTS(カーツ)」。屋根上やカーポート向けの“CARTS Quick Mount PV Solution”は、太陽光発電システム設置のための新しい発想から生まれたソリューションです。
グローバルに活躍している企業三社が、
それぞれ得意とする分野で製品・提案をパッケージ化
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太陽光発電用架台
オーストラリアで創業し、日本でも多くの実績を持つクリーンエナジー社が開発。
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パネル固定用クリップ
1865年創業、金属製スナップボタンの発明から始まり、自動車用部品のクリップやコネクタの開発製造の実績を持つレイモンが開発。
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太陽電池モジュール
世界各地で120GW以上出荷実績を持つトリナ・ソーラーが開発。
トリナ・ソーラーの屋根上設置向けの高出力・高効率の太陽電池モジュールVertex S (DE09R)と、クリーンエナジーの太陽電池モジュール用カーポート架台と屋根上設置用架台、そしてレイモンのパネル固定&接地用金具の各社ソリューションが、一つのパッケージとなったこの画期的「CARTS」は、カーポートや屋根への重量の負担を軽くします。クリップを使うことでネジをしめる手間や時間が短縮されます。
またネジの巻締点検が不要となるので、O&Mの費用も削減します。なによりも、レイモンの長年に渡る自動車部品の開発製造の実績を、太陽光発電分野に活かし、クリップの耐振動性にも優れているため、モジュールの固定に関しては、安全・安心が約束されます。
CARTS PV Solutionを
開発した三社について
Clenergyは、2004年オーストラリアのメルボルンにて創業、現在は世界各地に拠点を構えており、クリーンエナジージャパンは2012年に横浜で設立、グローバルスタッフと連携をとり、より良いサービスを日本のお客様へ提供できるよう日々取り組み、再生可能エネルギー、建築、IT 業界に幅広いソリューションを提供しています。
レイモンジャパンは、1865年創業、世界25ヶ国に事業を展開するレイモンネットワーク(本社:フランス グルノーブル)の日本法人として1997年設立以来、神奈川県秦野市に本社/製造拠点を構え、自動車用樹脂製クイックコネクタ、クリップ、接着剤の研究開発、製造販売、その他、太陽光発電システム用製品、医薬品用包装製品、農業用製品など幅広く事業展開を行っております。
また、太陽光発電システム用製品を扱うレイモンエナジーズは、再生可能エネルギーの普及に貢献するため、自動車業界で培われた締結や組立の技術開発と経験を活かし、太陽光パネルの簡単、確実な組立とコスト削減を実現いたします。
レイモンエナジーズは事業開始以来、累計で9.6GWに相当する導入実績があります。
トリナ・ソーラーは、太陽電池モジュール、ソリューション、サービスのグローバルリーダーです。1997年の設立以来世界最高水準の研究開発体制により技術革新を推し進める企業です。
現在、世界中のEPC,施工業者、販売店、電力会社、開発者と共にスマートエネルギーを推進しています。同社は、卓越した技術革新、優れた製品品質、垂直統合能力、そして環境への配慮により業界をリードしています。